2020年12月29日火曜日

【英語学校】バイリンガルウィンタースクール

バイリンガルウィンタースクールには、小学1年生から4年生の9名のお友だちが参加しました。このプログラムは、身の回りの物事を英語で理解したり、お友だちと英語でコミュニケーションをとったりすることを楽しむことが目的です。


アイスブレイクゲームでは、チーム対抗で文字の並べ替えゲームを行いました。
I / played / a / game / of / go / with / my / friends.(友達と碁をやりました)
この"go"を何と読むかががポイントでした。 
ああでもない、こうでもないと話し合って正解にたどり着きました。


今回のプログラムのテーマは主語の"I"でした。
まずは自分の顔を絵に描いてみます。
普段は鏡を使わないと見ることができない"I"の姿をみんなきちんととらえているようで、上手に描くことができました。
これは誰の自画像でしょうか?

その後、自分の良いところや成功体験、自分のことを大切に思ってくれている人をワークシートに書いていきました。
普段、自分のことを客観的に捉えることが少ないようで書くのに苦戦しているお友だちもいましたが、リーダーが例を挙げて説明すると、ひらめいたようでいくつも挙げてくれました。


2日目は、"I"の存在について考えました。
地球→日本→本州→神奈川県→横浜・・・と私たちは大きな大きな地球の中の小さな小さな人という存在だとわかりました。

日本の中でも都会と田舎があることを先生が説明すると、両者を特徴づけるものは何か話し合いました。

そして、自分の好きな方の絵を描きました。
みんな都会に住んでいるのに、田舎の絵を描きたがったのが不思議でした。


次に、時間軸の中で"I"を考えてみました。
自分たちの生まれた年を挙げ、それ以前に何が起こったかを先生に説明してもらいました。
大陸の形成から人類の誕生、戦争の勃発など、子どもたちは知らなかった長い長い歴史がありました。
時代によって使われるものも変化しており、先生が子どもの時に使っていたものはすでになかったり、数年前にはなかったものが今存在することなどを学びました。

想像以上に広い空間、そして長い時間の中で、今ここに"I"が存在することを捉えることができました。

小学校ではなかなか学ばない「哲学」に親しむことができたプログラムでした。わからない時はわからない、と先生やリーダーに質問をし、熱心に取り組む姿が印象的でした。

英語が話せて、読めて、聞けて、書けるということは、それだけ世界が広がるということだと思います。
これからも英語を通していろんなことを知り、考えることにチャレンジしましょう。

横浜中央YMCA英語学校 諏訪 小百合(ももリーダー)