9月24日に開港記念会館にて『中区多文化フェスタ』が開催されました。
今年も横浜YMCAとして参加しました。
中区多文化フェスタは、「中区および周辺地域に住む外国人と日本人が交流する場」、「多様な文化に触れる場」、「外国人がそれぞれのこころの『おもい』を表現する場」をコンセプトに様々なプログラムを行うイベントです。
今回は中区制90周年・開港記念会館100周年を記念し、記念講演会も同時開催されました。
横浜YMCAは、会場にてパヤオクラフトの販売を行いました。
パヤオクラフトはタイ北部にあるYMCAパヤオセンターでつくられた手作りの民芸品です。
そこで暮らす子どもたちや近くの村の女性たちが、すてきな伝統的刺繍やろうけつ染めの生地を縫って作ったバック・ポーチ・ペンケースなどたくさんの製品があります。
パヤオセンターって?
YMCAパヤオセンターは人身売買から子どもたちを守るシェルターです。タイの北部では貧しさから子どもや女性たちが労働を強要されてしまう現実があります。子どもたちは家族のもとをはなれ、センターで一緒に暮らしながら教育や職業訓練を受け暮らしています。
パヤオクラフトを買うと・・・
パヤオクラフトの売り上げは、パヤオセンターへと届けられ、子どもたちの収入になります。生活が安定すると学校にも行けるようになります。
中区多文化フェスタでは、様々なブースやステージ発表が用意されていました。
ステージでは、民族舞踊、民族音楽等が披露され、各ブースでは、世界の雑貨などの販売、外国につながる子どもの作品の展示や、地域に暮らす外国人による自国文化紹介コーナーが出されていました。
また、クイズラリーなど子ども向けのプログラムも充実していて、子どもから大人まで楽しめるイベントとなりました。
これからも地域とのつながりを大切にYMCAの国際協力活動継続していきたいと思います。
中区多文化フェスタに足を運んでくださった皆様、募金に協力してくださった皆様、この場を借りて感謝申し上げます。
横浜YMCA 戸塚・坂地