9月2日(月)、横浜YMCAが主催するみどりクラブに行ってきました。
みどりクラブは、横浜市十日市場地域ケアプラザで月に1回実施されているウクライナ支援のプログラムです。
ウクライナ避難民同士の交流の場、地域の居場所として毎月様々なプログラムが実施されています。
今回は、横浜市緑スポーツセンターのスタッフの方から、ボッチャを教えていただきました。
ボッチャはパラリンピックでも正式種目とされている競技で、ジャックボールと呼ばれる白い目標球に向かって赤と青のボールを一つずつ投げて、いかに近づけるかを競うゲームです。
はじめての人でもルールがわかりやすく、また体の負担も少ないので、
身体的なハンディキャップがある方や、お年寄りも一緒に楽しむことができます。
みどりクラブの司会は、横浜YMCAのウクライナ人スタッフが行っているので
ウクライナ語の進行なのですが、上手に投げられたときに「ナイスボール!」とみんなで
声を掛け合ったりして交流することができました。
みどりクラブでは、ウクライナ語の本も借りることができて、
参加者は母国語でのおしゃべりも楽しんでいました。
参加者の方からは「もう日本に来て3年近くになるけれど、日本の人たち、YMCAの人たちがサポートしてくれてありがとうという気持ちです」と感想が述べられました。
言葉も文化もまったく違う国で、生活することはとても大変なことで、
ストレスもたくさんあると思うのですが、
ウクライナ人同士の助け合いや気遣いがあって
このような交流の場でも、「楽しんでみよう」「やってみよう」
というポジティブな姿勢があるのがこちらも励みになりました。
横浜YMCAではこのほかにもウクライナ支援のプログラムを続けています。
今月9月23日に実施される横浜YMCAフェスタでも物品販売などを通してウクライナ支援につながりますので、興味のある方はぜひお越しください。
(横浜中央YMCA英語学校 坂地)