8月23日(水)。今日の英和小夏季プログラムでは、パヤオセンターとのオンライン交流を行いました。13名の英和小アフタースクールの子どもたちが参加しました。
<YMCA パヤオセンターとは?>
タイ北部パヤオ県ドッカムタイ郡にある児童保護シェルターです。1994 年から、横浜 YMCA とバンコク YMCA が協働で「プロテクト・ア・チャイルド」として、センターを拠点に山岳少数民族の子どもたちの人身売買予防と教育支援活動を行っています。
まず、横浜YMCAのボランティアinタイというプログラムに参加した経験がある大学生のKantaリーダーからタイについて、パヤオセンターでの経験についてお話を聞きました。
Kantaリーダーのお話しを聞いて、子ども達は
「お風呂はどうしてるの?」「お家に虫ははいってこないの?」
「トイレはどんなふうなの?」「どうしてスクールバスに窓がないの?」
「どうして校庭に遊具が少ないの?」
など矢継ぎ早に質問が繰り出されました。
<Kantaリーダーの資料より>
Kantaリーダーのボランティアinタイでの経験について、詳しくはこちらをご覧ください。
Kantaリーダーといっしょにタイ語であいさつも練習しました。
タイ語では女性と男性で挨拶が違うそうで、
男の子はサワディーカップ สวัสดีครับ (sa wàt dii kʰráp)
女の子はサワディーカー สวัสดีค่ะ (sa wàt dii kʰâʔ)
を練習しました。
そのあと、パヤオセンターとオンラインでつながりました。
お互いに自己紹介をしたあと、パヤオセンターの子ども達が歌やダンスを披露してくれました。子ども達はそれぞれの民族衣装を着ていて、とても綺麗でした。
子ども達同士の交流では
「どんな動物がいますか?」
「どんな食べ物が好きですか?」
「冬のお風呂はどうしてますか?」
「休み時間はなにをしていますか?」
などのお互いの生活についての質問をして交流しました。
英和小アフタースクールの子ども達は、パヤオセンターの子ども達が、自分たちと同じくらいの年齢なのに家族と離れて共同生活をしていることに驚いていました。
パヤオセンターでは、自分たちでお米を育てたり、鶏を飼育したり、野菜を育てたりして子ども達が自立した生活を送ることができるようにサポートしています。
横浜中央YMCA1階の総合受付前で販売されているパヤオクラフトも子ども達の自立支援の一環で、子ども達が刺繍しています。パヤオセンターへの支援に繋がるので是非一度手に取ってみてください。
↓パヤオクラフト紹介動画↓
このような交流を通じて子ども達がYMCAの広い繋がりを感じて、お互いに興味をもってもらえたら嬉しいです。
今回、協力してくださったパヤオセンターの皆さん、ありがとうございました。
(横浜中央YMCA英語学校 坂地)