3月8日(木)、この日はアフタースクールのゆかリーダーが企画してくれたプログラム「ゆかリーダーと体を動かそう!」が行われました。
今回のテーマは「ふうせん」。なんだかとってもほのぼのとしたひびきです。
ふうせんを持ったゆかリーダーが「プログラムをはじめるよ~」と声をかけると、カラフルなふうせんに目を輝かせた子どもたちが続々と参加してくれました。
まずは行ったのは、二人一組になって背中でふうせんを運ぶ、風船運びリレー。
チーム対抗で行われましたが、お互いのチームを意識しすぎて風船がふわふわと転がり落ちてしまったり、スピードの出しすぎでペアと背中が離れてしまったり……中には風船が割れてしまうというハプニングに見舞われる子たちもいました。
しかし、「1、2、1、2、」と掛け声をかける工夫や、観戦している仲間の応援によりそんなハプニングもチームで乗り越えていきました。
続いて、風船バレー。
頭上の高さに張ったすずらんテープをネットに、チーム内で3回タッチし4回目で相手コートに送るというルールで行われました。ただし、同じ人は連続してさわることはできません。
はじめのうちは特定の子たちばかりがさわってしまったり、「俺も4回目がいい!」とアタッカー希望者同士で言い争いになってしまったりすることもありました。
が、作戦タイムを挟み「〇〇が1番、△△が2番目、俺が3回目にタッチするから最後は☐☐ね」と順番を決めることで全員がふうせんにタッチしてから返球することができるように!
賞味1時間は身体を動かし、こどもたちは汗だくです。
ふうせんと思って侮るなかれ。今回のプログラムは「ほのぼの」どころか、体力とチームワークが問われる、立派な“ふうせん競技”だったのでした。
アフタースクールの新たな人気スポーツとして、“ふうせん”が定着する日も遠くないかもしれません。
(横浜中央YMCAアフタースクール 赤堀 小夜子)