横浜中央YMCAアフタースクール プログラムのご報告
12月に入り、インフルエンザやノロウイルスが流行する季節となりました。これからの寒い冬も元気に過ごすため、子ども達と一緒に手洗いやうがいの大切さについて考えました。
まず、バイキンとはどんなものなのか質問をすると、「汚いもの」「口に入れたらいけないもの」と答えました。毎日学童へ到着して必ずする手洗い。うがいを実践しているか聞いてみたところ、「石鹸でちゃんと洗ったよ」「水で洗った」「まだしてないよ」という答えが返ってきました。手洗いうがいをしないと体の中にバイキンが入り、お腹が痛くなったり、風を引きやすくなります。手がどれだけ汚れているのかを見るために、簡単な実験を行いました。
手にでんぷんのりをつけ、乾かし、その手へポビドンヨード(イソジン)を薄めたものを吹きかけると、汚れが落ちていない部分が黒く変色します。まだ汚れが残っている黒い手を見て、「汚い!」「もう一度洗いたい!」との声がありました。
そのあとは、正しい手の洗い方についても学びました。子ども達の表情は真剣そのもので、手のひらだけではなく、指の間や手首、手の甲、親指なども丁寧に洗いました。
風邪や感染症にかからないために、予防の大切さを身を持って体験することは子どもたちにとってとても大切なことだと実感しました。今後も毎日手洗いうがいを実践していき、子ども達と楽しい放課後を過ごして参ります。
(横浜中央YMCAアフタースクール 三井詩乃)