2015年12月4日金曜日

多くの仲間との出会いがありました!

 横浜YMCAアウトドアクラブ 合同イベント
『冒険ジャンボリー』 報告

  今月は、年に一回の横浜YMCAアウトドアクラブの合同プログラム、冒険ジャンボリーです。神奈川県内で野外活動を実施している3つのセンター(川崎・横浜北・横浜中央YMCA)のアウトドアクラブが富士山YMCAに集結して、一緒に活動をしました。総勢70名のメンバーと19人のリーダー・スタッフで活動してきました。
今回のテーマは「見つけよう!ジャンボリィィネ!」です。普段は違う拠点で活動しているアウトドアクラブのお友だちが一緒に活動する中で、初めてのお友だちの「イイネ!」と思うところをたく  さん見つけようというねらいでした。一人ひとりが「ジャンボリィィネカード」というものを持っていて、お友だちの良いところを見つけたらその子に 直接渡そうという試みを行いました。活動班はジャンボリーグループと呼ばれる3つのYMCAのお友だちの混合グループでした。初めは少し恥ずかし そうに会話をしていましたが、名前を覚えてだん だんと仲良くなるにつれて、共通の話題を見つけたり、野外炊事で分からないことも相談し合えるようになりました。
野外炊事では、4つのメニュー(カレー、シチュー、ポトフ、豚汁)から何を作るかくじ引きで決めました。次に、炊事をするための野菜をゲットするために、グループごとにゲームにチャレンジして、得た得点によって野菜カードがもらえます。その野菜カードの枚数分の野菜がもらえるのですが、野菜は箱の中に入っていて見えないので、手触りを頼りに野菜を探ります。どのゲームにチャレンジするか、どの野菜を引くかなど、たくさんグループで話し合う機会がありました。野外炊事では、年齢も炊事経験も様々だったので、年上のお兄さんお姉さんがリードして進めてくれました。
夜のプログラムは、雨天のため屋内でキャンドルファイヤーを行いました。ジャンボリー王国の王子、ジャンボリイイネ王子の戴冠式に、ヨクナイネ大王が現れ、王冠を奪っていってしまいました。王冠を取り返すためにみんなでゲームをして盛り上がろう!ということで、猛獣狩り、地球防衛軍、YMCAのおともだちなどのゲームをやりました。猛獣狩りでは、3つのYMCAのお友だちが必ずグループの中に入っているように組んで行きました。ひとつの炎を見つめながら、みんなで思いっきり体を動かしました。
2日目は朝の集いから一日が始まりました。3つのYMCAでそれぞれ旗を作ったので、それを掲げながら歌を歌って一日がスタートしました。
お部屋の掃除が終わったら、みんなで集まって室内ポイントハイクを行いました。ジャンボリーグループの お友だちで、富士山YMCAの建物内に貼られているクイズを見つけ出し、力を合わせて問題を解いていきます。支援センターやキャビン前、お風呂の方などを探し回っていました。ポイントハイクのあとは、ジャンボリーでみんなで過ごす最後の時間ということで、全員で一緒にゲームを行いました。「1年生のお友だち」「しましまの洋服を着ている人」など自分に当てはまることだったら前に出て「イェーイ!」と掛け声を掛けるゲームや、インパルスというゲームをやって、70名のお友だちで大いに盛り上がりました。
今回のジャンボリーでは、初めて会ったお友だちのいいところをたくさん見つけ合うということで、たくさんの「ありがとう」という声が聞こえました。最初は緊張している様子もありましたが、ゲームなどをやっていく間に会話も増え、笑顔も多くなりました。普段一緒にいるお友だちとは違う新たな友情が芽生え、来年のジャンボリーやキャンプなどで再会できることを楽しみにしているようです。
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横浜中央YMCA ウエルネススポーツクラブ 
野外活動クラブ『冒険コッペ』担当 斉藤 淳子