2015年8月19日水曜日

ダンボールおもしろ教室でたのしく学びました!

横浜中央YMCAアフタースクール  外部プログラムのご報告
8月10日(月)に(株)レンゴーの方をお招きし、「ダンボールおもしろ教室」を実施していただきました。ダンボールは私たちにとってお店や市場などで見かける身近なものですが、災害時の大切な食料を詰めたり、南極などの極寒地域で観測隊の方たちが使用するほか、アートにも大活躍しています!軽い上に強いダンボールは、車の4車輪の下に敷いても潰れません。その写真を見た子どもたちは「えー!」「すごい!」と驚きを隠せない様子でした。なぜこんなにも丈夫なのか。実際に手にとって強さの仕組みを知ることができました。工作などで使用することは日常茶飯事ですが、じっくりと見たことがなかった子どもたちは、その強さと軽さの秘密を知り、納得している様子でした。




また、アルミ缶やペットボトル、牛乳パックなど様々な物がリサイクルされている中、ダンボールが最もリサイクル率が高いことも知りました。ダンボールはガムテープが貼ってあるとリサイクルできないと聞き、「学童にあるのは取らないとリサイクルできないよね。」といった意見もでました。ダンボールクイズに答えたり、製造動画を見て学んだ後は、いよいよ組み立て体験です。完成形を見せもらい、試行錯誤しながら近くのお友だちと協力して組み立てました。上級生がなかなか作れなくて困っている1、2年生に優しく教えている様子に成長を感じることができ、とても嬉しく思います。





最後は自分の好きなイラストや模様を描いてデコレーションし、オリジナルの箱を完成することができました。ある子はお友だちがおもちゃ箱を叩いているのを見て閃めき、太鼓に見立てた絵を描いていました。子どもたちのそういった発想や閃きには日々驚かされ、とても興味深さを感じます。「何を入れようかな?」と自分の部屋を想像しながら大事そうに持ち帰る姿が印象的で、持ち帰った後の感想を聞くのがとても楽しみです。今回開催してくださった(株)レンゴーの皆さまに心より感謝いたします。ありがとうございました!

(横浜中央YMCAアフタースクール 三井詩乃)