YMCAライフサポートセンター関内は、介護保険サービスの小規模多機能居宅介護事業所としての側面と、地域に開かれた居場所としての側面も持っています。介護を必要とする方が暮らしを続けていくには地域の皆さんの支え合いなしには成り立ちません。人々が集い、情報交換や共有することによって「暮らしやすい地域」をともに考えていくこともYMCAライフサポートセンター関内(小規模多機能型介護事業所)に求められていることです。
去る3月3日(火)に「ひな祭り会」を実施しました。利用者の「自分が利用している施設をお友だちにも見てもらいたい」「ひとり暮らしのお友だちにこんな施設があるんだと安心してもらいたい」という思いと、地域の方に来ていただきたいという私たちの思いがマッチし、実施することになりました。
当日は、スタッフやボランティアを合わせて20名程の方が集まりました。大正琴をされている方が、この機会に発表をしたいとお話をいただいていたので、その方の演奏で「うれしいひなまつり」「花かげ」「春の小川」「荒城の月」を歌いました。
また、その後、ホットプレートを使い、たこ焼きとホットケーキを皆さんで一緒に作り、茶話会の時間をもちました。ひな祭りにたこ焼きという変わった組み合わせでしたが、思いのほかたこ焼きが好評でした。最後は皆さんで簡単な体操やレクレーションをして、楽しみました。
今回は、利用者の方の「お友達にも遊びに来てもらいたい」というお気持ちから実現した「ひな祭り会」でした。今回のように、地域の方が気軽に立ち寄ることのできる場所となれるよう、これからもイベントや講座などを始め、憩いの場を作っていきたいと思っております。
(YMCAライフサポートセンター関内 益)