2015年2月20日金曜日

紙芝居を通してピンクシャツデーについて学びました

横浜中央YMCAアフタースクールピンクシャツデープログラムのご報告

2/16()はピンクシャツデーのお話をしました。このお話は2007年にカナダのある高校での出来事です。男子高校生がピンク色のポロシャツを着ていたというだけで上級生から暴行などのいじめを受けました。それを知った2人の男子生徒がピンクのシャツを50着ほど購入し、クラスメイトに来るようメールで依頼。翌朝、学校に行ってみると、たくさんの生徒にも伝えられ、校内はピンクシャツや小物を身に付けた生徒であふれそれ以来、その生徒に対するいじめはなくなりました。この出来事から毎月2月の最終水曜日はピンクシャツデーとなりました。

プログラムではこの紙芝居の内容に対し、「いじめられた生徒」「助けた生徒」「何も行動せずただ見ていた生徒」この3者の気持ちをそれぞれ考えていきました。「ピンクの服でもいいじゃないか。」「助けてあげなくちゃ」「かわいそう。だけど、何もしてあげられない。」子どもたちからはたくさんの意見が挙がりました。

自分だったら何ができたのだろう。ただ見ているだけで行動しなければ、いじめられる人は報われない。このプログラムを通して、「困っている人がいたら助けてあげたい。」「力になってあげたい。」そういった気持ちが宿った時、このお話を思い出して一歩踏み出す勇気を持ってくれたら嬉しいです。また、2/25(水)はピンクシャツデーとなっております。皆さま、ぜひピンクのシャツ・小物を身に付け一緒に盛り上げていきましょう。


                           (横浜中央YMCAアフタースクール 三井詩乃)