9月から10月にかけて、横浜中央YMCAの8階にある日本語学科の学生がインターンとしてアフタースクールに来てくれました。
それぞれの出身国について、文化や食べもの、お祭りなどを紹介し、子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
・ミョーL(ミャンマー出身)
ミョーLは、ミャンマーの有名な場所や食べもの、伝統的なお祭りについて紹介してくれました。
まず紹介してくれたのは、お寺がたくさんある観光地「バガン」。
バガンはミャンマーでも特に人気のある場所で、世界中から観光客が訪れるそうです。
また、ミャンマーでよく飲まれているお茶や、お茶の葉と野菜を合わせたサラダ、日本のラーメンに似た「モヒンガー」など、現地の食文化についても教えてくれました。モヒンガーにはレモンやパクチー、たまごが入っていて、とても美味しいそうです。
さらに、ミャンマーのお祭りについても紹介してくれました。
もっとも有名なのは「ディジャン」という水かけ祭り。お正月に行い、「悪いことを水で洗い流して新しい年を迎える」という意味があるそうです。
また、「ダディンジュ」というお祭りでは、働きに出ている人たちが帰省し、お世話になった人に薬やお菓子、お金などを贈る習慣もあるとのこと。
ミョーLは「子どもたちが楽しそうに話を聞いてくれて、とても嬉しかった」と話していました。
・サラL(ネパール出身)
サラLは、インドと中国の間にある国・ネパールについて紹介してくれました。
世界一高い山エベレストがあることでも知られています。
ネパールでは1年を通してたくさんのお祭りが行われますが、その中でも代表的な3つを教えてくれました。
1つ目は、ネパール最大のお祭り「ダサイン」
幸せや良い未来を願って「ティカ」という赤く染めたお米をおでこにつけ、年上の人が年下の人にお年玉のようなものを渡すそうです。
2つ目は「ティハール」
富や繁栄、収穫を祝うお祭りで、夕方になると火を灯すことから「光の祭り」とも呼ばれます。
3つ目は「ホーリー」
春を祝う「色の祭り」で、色粉や色水を掛け合いながら「悪いことを洗い流し、新しい年を迎える」という意味があるそうです。
また、ネパールの国民食「モモ」についても紹介してくれました。見た目は日本の餃子に似ていますが、スパイスをたっぷり使ったスパイシーな味が特徴です。
最後には、ネパールでも人気の遊び「ドッグ&ボーン(Dog and Bone)」を子どもたちと一緒に楽しみました。
みんな夢中になって遊び、終わったあとには「またやりたい!」という声もたくさん聞こえました。
サラLは「子どもたちが笑顔で楽しんでくれて、とても嬉しかった」と話していました。
今回の体験を通して、子どもたちは世界の文化や言葉、暮らしにふれることができました。
今後も、国際的な交流を通して多様な文化を学び、世界に目を向けるきっかけを大切にしていきたいと思います。
2026年度の説明会・体験会を以下のスケジュールで予定しております。
【対象:すべての方】
① 8月30日(土)10:30〜12:00 終了
② 9月13日(土)10:30〜12:00 終了
③10月 4日(土)10:30〜12:00 終了
④11月22日(土)15:00〜16:30
⑤12月20日(土)15:00〜16:30
⑥ 1月17日(土)10:30〜12:00
【対象:横浜雙葉小学校入学予定の方】
11月29日(土)10:30~12:00
【対象:関東学院小学校入学予定の方】
11月29日(土)14:30~16:00
随時施設見学、個別説明会を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
詳細は横浜中央YMCAアフタースクールホームページでご確認いただくか
gakudo-a@yokohamaymca.orgまでご連絡をお願いいたします。
〈横浜中央YMCAアフタースクール 小田・李〉