このイベントは、横浜市国際局、横浜国際交流協会、横浜市立大学、横浜YMCAの協働プロジェクトです。ウクライナから横浜に来たユースと、横浜のユースが交流を通し、お互いの良いところを探求することを目的としています。
横浜YMCAからは本部事務局の石川さん、中央YMCAウエルネススポーツクラブの水出さん、中央YMCA英語学校の坂地が運営メンバーとしてプロジェクトに参画しました。
このイベントの準備期間は2か月ほどです。
まず、9月9日(土)に、横浜中央YMCAでキックオフミーティングを実施しました。ユースの顔合わせと、どんなことに興味があるかなどについて対面とオンラインで話し合いました。
その後、10月8日(日)に、フォトセッションを行いました。
これはウクライナと横浜のユースが小グループに分かれ、横浜市内を散策する企画です。出発前に横浜中央YMCAにて、横浜のことを知るためのゲストスピーカーセッションを行いました。
まず横浜YMCA英語学校の会員で保土ヶ谷区にお住まいの勝田さんから横浜で小学校教員として働かれていた時代のことや、東日本大震災でのご経験などをお話しいただきました。
その後、横浜市国際局の三島さんより、横浜の成り立ちや歴史、現在進行されている開発についてなどをお話しいただきました。
その後、16人のユースたちは使い捨てカメラを各グループ持ち、都筑区、中区、金沢区をそれぞれ散策しました。
10月21日(土)にはオンラインミーティングを行い、今回のイベントのテーマである、my
hometownを運営メンバーでそれぞれ紹介しました。ミーティング後、運営メンバーには、写真展で使用するための、それぞれ自分の地元を紹介する写真と文章の準備をお願いしました。
10月27日(金)、10月30日(土)、横浜YMCAのウクライナ人スタッフであるカテリーナさんが、ウクライナ人ユースにインタビューを行いました。撮影は横浜公園と横浜中央YMCA、オンラインで行いました。その様子をリリアさんが編集し、英語に翻訳してくれました。英語のスクリプトを元に、日本語の字幕を作成しました。
11月1日(水)に、横浜市国際局よりイベントのプレスリリースが行われ、広報・参加者の募集を開始しました。横浜国際交流協会、横浜市立大学、横浜YMCAの各媒体での広報と声掛けを行いました。広報に使用したポスターのイラストは横浜市立大学の運営メンバーの学生に描いていただきました。
11月11日(土)、横浜国際協力センター6階、Y-PORT公民連携オフィスGALERIO(ガレリオ)にてイベントが実施されました。ユースの運営メンバーは横浜のユースが5名、ウクライナのユース7名と当日の会場設営を行いました。10:00よりイベントが開始され、参加者は運営メンバーを除いて18名でした。
会場では、横浜市と姉妹都市であるオデーサ市の写真から始まり、ウクライナユースの故郷の写真とその説明のポスター、横浜のユースのふるさと紹介、横浜散策を行った際のインスタントカメラの写真などを展示しました。
来場者は、ユースと楽しく会話をしながら、故郷について質問をするなど、和やかな雰囲気で交流をされていました。
そのあと、ウクライナユースのカテリーナさんとリリアさんから、日本に来ることになった経緯や、横浜に住んでどう感じたか、将来についてなどをウクライナ語でスピーチをしていただきました。司会は、運営メンバーの学生が担いました。
そのあと、ウクライナユースのインタビュー動画を会場で視聴しました。
その後の交流会はみどりクラブに参加しているナタリアさんが作ってくださったウクライナのパン、ピロシキをいただきながら、ユース同士で良い交流の場となりました。