11月にYMCAの語学事業部のスタッフのももリーダーに講師として来ていただき、国際理解プログラムとして「世界のあそびプログラム」を行いました。
子どもたちは学校や公園で鬼ごっこやサッカーなど、いろいろな遊びをしていると思いますが、他の国でも同じような遊びなのだけれど、少し違うルールだったり掛け声だったりします。
どのような国で、どんな遊びをしているのかを体験してみました。
最初はお名前と年齢を英語で自己紹介をしてから、世界地図の中から日本を探すゲームをします。
これは簡単なのですが、次の世界地図は普段見慣れているものと配置の違う地図でした。
国によって自分の国が中心になるように地図が作られているそうです。
オーストラリアではいつもの地図と上下反対になっており、子どもたちからは「地図がおかしい!」「向きが間違えてるよ!」と意見がありましたが、国によって違いがあるということを教えてもらいました。
その後は楽しみにしていた身体を動かす遊びです。
1番目は「ラビット&ドッグ」といい、両サイドにいるラビットは合図で同時に動き出し、真ん中にいるドッグに捕まらないように反対側にいかないといけません。捕まるとドッグが交代になります。
何度も繰り返し、リーダーも参加しながら盛り上がりました。
2番目はインドネシアの「ロンバ、ムマスカン、ペンシルカン(ペン入れ競争)」という腰に紐を巻き、先にペンをつけてぶら下げ、床に置いたペットボトルにペンを入れるという、周りから見ていてとても面白い遊びをしました。
自分の目で見ながらやっていてもなかなか難しいのですが、スイカ割りのように周りの子の声だけでやろうとするとかなりの難易度でした。
最後はアメリカの「ダック ダック グース」というあひるとガチョウをモチーフにした遊びをしました。ルールはハンカチ落としに似ていて、鬼が「ダック ダック…」と言いながら頭に手を置いて周り、「グース!」と言われた子が鬼を追いかける遊びです。
どの遊びも大盛り上がりで、少しするとルールを追加してみたり鬼を増やしたりと、自分たちで工夫してより楽しくなるように遊ぶ姿が見られました。
遊びをルール通りだけにするのではなく、応用させて幅を広げる創造力を見ることが出来た場面でした。このような場面を大事に今後も活動をしていきたいと思います。
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<横浜中央YMCAアフタースクール 菅原 歩>