2018年8月8日水曜日

バイリンガルサマースクールで様々なプロジェクトに取り組みました!

3日間のバイリンガルサマースクールでは、子どもたちが今年も様々なプロジェクトに挑戦しました。バイリンガルサマースクールは、帰国生やインターナショナルスクール卒園生などを対象にした、英語で学び、英語で考え、英語で発信するクラスです。
まず、ペアをつくって相手の「Portrait(肖像画)」を描くというアイスブレイクを行いました。普段、私たちは相手の顔をじっと見つめる機会はほとんどありません。皆少し照れながらも素敵なPortraitを完成させ、その下に、相手に質問して得た情報(年齢や住んでいる場所、学校、好きなものなど)を書き込みました。
 次に、「Dinosaur(恐竜)」のプロジェクトに取り組みました。恐竜はどんな時代に生きていたのか、恐竜にはどんな種類がいるのか、それぞれどんな特徴があるのかを学びました。そして、それぞれの恐竜の名前を覚えた後、自分のお気に入りの恐竜を紙粘土で製作しました。形や色の特徴をよくとらえていて、今にも動き出しそうな恐竜もいました。

次に取り組んだプロジェクトは「Cartoon(漫画)」です。先生が1枚1枚切ってばらばらにした漫画のコマを、話の流れを考えながら順番に並べていきました。それぞれの意見をグループで出し合いながら、組み立てました。
その後、吹き出しの中の文字がわざと消されているその漫画に、自分でオリジナルのセリフを書き込みました。同じ場面でも、セリフの内容や言葉の選び方は子どもによって様々で、想像力や語彙の豊かさが感じられました。
バイリンガルクラスでは、休み時間も全て英語で過ごします。今回は、横浜YMCA学院専門学校で日本語を勉強している留学生がボランティアとして参加し、子どもたちと一緒にカードゲームなどを楽しみました。先生とはまた違った立場から子どもたちと接し、クラスの雰囲気を盛り上げてくれました。
最後に取り組んだプロジェクトは「Internal Organs(臓器)」です。臓器の種類やそれぞれの役割を動画から学びました。その後に、実際の臓器の大きさや位置などを確認するため、皆で協力してつくることにしました。まず、モデルとなる身体の型を段ボールにとりました。

その次に、それぞれ担当を決め、1つひとつの臓器の絵を紙に描いていきました。形が複雑で描くのが難しかったり、小さすぎたり大きすぎたり、皆試行錯誤している様子でした。
切り取った臓器の絵をどこに貼ればいいのか、先生が用意した図で確認をして自分で貼りました。そして、自分の作った臓器の名前(もちろん英語名)と機能を復習しました。
今年のサマースクールでは、「Dinosaur」「Cartoon」「Internal Organs」の大きく3つのプロジェクトに取り組みました。子どもたちには「英語を」学ぶのではなく、「英語で」学ぶ楽しさに気づき、これからも英語を通して様々な世界を学んでいってほしいと感じました。
(横浜中央YMCA英語学校 諏訪 小百合)