8月2日(水)、35名のお友だちが学童キャンプに出発したため、学童クラブのお部屋ではいつもよりも少人数での活動となりました。
お部屋では、マーブリングでのうちわ作りを行いました。「今日は特別なうちわを作ります。」と言ってお手本のうちわを見せると、みんなマーブリングの模様にくぎ付けになり、「どうやってできるのかな」「やってみたい」と興味津々でした。
まずは、専用の水のりに専用の絵具を一滴ずつたらします。絵具を一滴チューブから落とすまでの間、みんな緊張感を持ち、じっと見守っていました。絵具がうまく一滴水のりへ落ちると、スーっと水面に色が広がり「おおっ!」と声をあげて驚き、1滴1滴の色の広がりを楽しんでいました。
「この色はなんだか真夜中の色だね」「エメラルドみたいにきれいだ」と色について子どもたちなりの表現がきけました。
次は、水のりに浮かぶ色をお箸や楊枝で模様をつけます。模様が変わるたびに「混ぜすぎかな?」「これきれいだな」と表情を変えていました。それはまるで模様とにらめっこをしながら作品を仕上げているようでした。
どの作品も世界に一つしかない、十人十色の表情をみせた素敵な作品となりました。
マーブリングは水のりと絵具の性質を上手く使ってできた作品です。この、色が混ざりそうで混ざらない、水の流れで予想もしない模様になっていく面白さを体験し、アートの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
(横浜中央YMCAアフタースクール 新村 綾奈)