横浜中央YMCAアフタースクール プログラムのご報告
1月14日(土)、中区の大工さんをお呼びして木工教室を開催しました。
中央学童だけでなく、英和小アフタースクールのお友だちも合同での参加です。
今回は風車と畳コースターの二つを教えていただきました。
まずは風車。紙のように薄いA4版の木材を使って作ります。
これまではあらかじめ用意してもらった材料を使って本立てや椅子作りに挑戦してきました。
でも今回は、「さしがね」と言う直角に曲がった定規を使って長さを測り、自分たちで材料の準備から取り組んでいきます。
まだ「センチ」と言う単位を習っていない1年生達も、悪戦苦闘しながら線を引いていました。
下の写真は大工さんに、切った薄い木材に穴を開けてもらっているところです。
穴はドライバーのような細い鉄の棒を木材にあて、とんかちでコーンと叩くとキレイに開くのです!
開けてもらった穴に竹ひごを通し、ボンドで木の棒に固定すれば風車の完成!
ストッパーとして、キューブ型の木材を竹ひごの先端に取り付けてあります。
続いて挑戦したのは畳のコースターです。約9センチ四方の畳を、千代紙でぐるりと囲うように貼り付けていく作業です。
ここでもさしがねを使い、9.3cm×2.5cmの短冊を4枚作りました。それを両面テープで畳の辺に貼りつけます。
シンプルな柄を選ぶ子もいれば、一辺ずつ違う色を選びカラフルなコースターを作る子もいて、それぞれに個性が出ていました。
毎回大工さんに来ていただいて開いている木工教室ですが、今回はプロの大工さんでも使いこなすのが難しいというさしがねを使い、大工さんの技術の高さを知ることができました。
普段はほとんど触れることのない道具ですが、はじめて見る道具に触れ、使ってみることでより物づくりの奥深さを知れたのではないでしょうか。
あっという間の1時間半でしたが、二つのお土産を持って帰るみんなの顔はとても満足げでした。
次回は来年度になりますが、何を作ることができるのか、どんな道具に出会えるのか今から楽しみです。
大工さんの皆さん、どうもありがとうございました!
(横浜中央YMCAアフタースクール 赤堀 小夜子)