2016年2月26日金曜日

音だけを頼りにサッカーをしてみよう!

横浜中央YMCA・ブラインドサッカー体験会のご報告

2月11日(木・祝)に、湘南とつかYMCAでブラインドサッカー体験を行いました。
45名程の子どもたちが参加し、中央YMCAのお友だちも何人か遊びに来てくれて嬉しかったです!

ブラインドサッカーとは、目の見えない人も一緒に楽しむことのできるサッカーです。
子どもたちには、目隠しをしてシュートやパスにチャレンジしてもらったり、目隠しをしていないお友だちは、目の見えないお友だちにゴールやボールの位置を教えるサポートなどをしてもらいました。
最初は「むずかしい~!」と言って全然違う方向にボールをける子や、目隠しで真っ暗な世界に怖がり、なかなか歩き出せない子もいました。
サポートをするお友だちも、見えていない子に対して「あっち!」と指をさしたり、ボールを探している子に対して「早くけって~!」と言う子もいました。

そのような場面になったとき、「見えていない子に“あっち”でわかるかな?」や「相手の気持ちになって、どう言ったらわかりやすいか考えて声をかけてね。」と言うと、ボールの所まで手を引いてくれる子や、大きい声でゴールの位置を教えてくれる子が出てきました。

サポートの仕方が変わって、上手にゴールを決める子がたくさん出てきて嬉しかったです。
しかし、それ以上にお友だちを助けるために、どうしたらいいかを子どもたち自身が考え、行動してくれたことが良かったと思いました。
この体験を通じて、少しでも相手を思いやる気持ちや、困っている人に自分から手を差し伸べることができるお友だちが増えてくれたらと思います。
また機会があれば、今度はぜひ中央YMCAでもブラインドサッカーをやりたいと思います!

(横浜中央YMCAウエルネススポーツクラブ 梶麻美)