5月17日(土)横浜中央YMCAにて
横浜スタジアムのすぐ近くという特徴ある立地の中で、
「スプリング・イングリッシュ映画交流会」が開催されました。
英語による野球映画を鑑賞することで、受講クラスや年齢の垣根を越え、映画を通じて英語圏の文化や価値観に触れる貴重な機会となりました。
横浜中央YMCA英語学校の成人クラス受講生をはじめ、 中高生クラスの受講生や保護者の皆さま、YMCAに関わるボランティアの方々など、 幅広い年齢層の約10名が参加されました。
今回上映したのは、映画鑑賞を趣味とするDerek先生よりセレクト、1950年に公開された名作『The Jackie Robinson Story』(邦題:ジャッキー・ロビンソン物語)です。
メジャーリーグ初のアフリカ系アメリカ人選手、ジャッキー・ロビンソンの実話を描いた作品で、多くの参加者に深い感動を与えました。
最初の挨拶では、ゲスト講師のDerek先生から、この映画の歴史的背景や制作のエピソードについてのお話があり、参加者はより深い理解を持って鑑賞することができました。
約77分の上映後は、2つのグループに分かれて交流タイムスタート!
最初はやや緊張した様子でしたが、Todd先生が映画後半の印象的なシーン、主人公に向けて投げられた「黒猫」について「これ何を象徴していると思いますか?」と問いかけると、参加者たちもそれぞれの意見を交えて、活発に意見交換を行いました。
★Derek先生のグループ★
映画鑑賞後の素直な感想を一人ひとりが真剣に共有し、野球というスポーツの側面から、70年前のアメリカにおける人種差別問題、さらには当時と現代の価値観の違いについても、興味深い意見が多く寄せられました。
普段の生活ではなかなか英語で映画の感想を話す機会がありませんが、
「今日は思い切って話せてよかった」
「一人で観るより、みんなと一緒に観ることでより楽しめた」
「また参加したい」
といった声も聞かれ、雨上がりの土曜日の午後に、心温まる充実した時間となりました。
次回の横浜中央YMCA英語学校の交流イベントにも、皆さんのご参加お待ちしております。
横浜中央YMCA英語学校 呂