7月8日(土)、第6回ユースカンファレンス~自分の未来(いろ)を描こう~を実施しました。
ユースカンファレンスとは、ユース世代(10代〜20代)がさまざまなテーマについて学び、考えるイベントです。
イベントの企画・運営も、ユーススタッフとリーダーが担っています。
参加者は会場参加13名、オンライン11名の合計24名でした。
今回は学生団体わたがしプロジェクトさんとのコラボレーション企画で、準備、ゲストスピーカー、当日運営を一緒にしていただきました。
当日の内容は下記の通りです。
☆第一部ゲストスピーカー発題
・『わたプロを通して感じたセクシャリティの変動~自分との向き合い方、これからの自分~』るう
さん (わたがしプロジェクト中学生メンバー)
・『自分らしく生きる』えむさん(わたがしプロジェクト関東支部代表)
・『LGBTQ+当事者は何に辛さを感じるのか』UDさん(わたがしプロジェクト代表)
☆第二部グループディスカッション、全体共有
ユースが、ユースに対して語ってくれたことで、より身近に当事者の考えや気持ちが伝わりました。ディスカッションではゲストスピーカーのお話の感想に加えて、「LGBTQに反対する人はなぜそうするのか?」「自分にできることは何か?」を話していただきました。
全体共有では、「世代間の意識のギャップが大きい」「宗教的に価値観が固定されている方もいる」「左利きの人が昔は右利きに矯正されていたように、LGBTQに関しても徐々に常識が変わってきている」など各グループで深めた意見を会場参加者、オンライン参加者ともに共有することができました。また、「漫画やドラマなどで同性愛を知った人たちは性的マイノリティに対する偏見が少ない」など若い世代の特徴も知ることができました。
“私は今まで自分は多数派に属しており、少数派の人達を理解しなければならない、と考えてしまっていましたが、本日の講演を聞き、結局は自分の価値観を押し付けているだけなのだと学びました。どんな性を持っていようとも、変に特別視や意識をするのではなく普通に自分と同じ一人の人間として接していくようにしたい、と感じました。”
“性の捉え方にはグラデーションがあること、特定の人だけではなく、誰にでも関係する大切なテーマであることを改めて認識できた。”
”性に関して、今まで聞いたことのないような多くの種類があり、新たに知ることが多く視野が広がった気がした。しかし、もちろんそれぞれの種類や特徴について知ることは大事であると考えるが、無理矢理その枠に当てはめてしまわないように注意が必要であると感じた。この人はこんな特徴があるからこの性だ、というように勝手に判断して決めつけてしまわないようにしたいと感じた。”
などの声がありました。
今回、協力してくださったわたがしプロジェクトの皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
このトピックに関してもっと知りたいという方は、わたがしプロジェクトさんのHP、