2018年8月28日火曜日

2018 Vancouver YMCA Youth Peace Network 報告⑫

みなさんこんにちは。
カナダでYPNに参加している北川(まさリーダー)です。

本日エルフィンストンキャンプ場は8週間続いたキャンプが終了しました。
私は今週キャンプ場を離れ、バンクーバー市内で様々な施設でボランティアをする「ラーニングウィーク」でした。

今週、私が訪れた施設や団体をご紹介します。
8/20(月) Union Gospel Mission
 名前から「ゴスペルを歌うのか?」とも思いましたが、ホームレスの方や食事が満足に取れない方に食事を提供している団体です。食事のための食材は企業などからの寄付で賄われています。また住む家がない人のための宿泊施設や、薬物やアルコール依存改善プログラムなどの提供も行っていて、多くの人が健康的な社会に戻れるよう活動しています。

8/21(火) AIDS Vancouver
  1983年にカナダで最初にAIDSサービス組織として誕生。HIVやエイズに人々をサポートするとともに、教育機関や地域コミュニティを通して啓蒙活動をしています。横浜YMCAにも横浜AIDS市民活動センターがありますが同じような施設となります。
https://www.yokohamaymca.org/facility/aids-yokohama/

8/22(水) YMCA Nanook House
  YMCA Nanook Houseは1歳半から5歳までの子どもたちとその家族を支援するために施設として2009年に開設されました。子どもたちやその家族に栄養価の高い食事を提供し、教育や雇用、薬物に関するものなど様々なワークショップを通して、健全な家庭を作るサポートをしています。日本で言えば「子ども食堂」に近い存在かと思います。横浜YMCAでも厚木YMCAで子ども食堂を行なっております。
http://omoiwotunaguk.blogspot.com/2018/06/blog-post_18.html

8/23(木) Housing Foundation
 低所得者に住宅を紹介し、独立した生活が出来るよう支援している団体です。50歳以上の高齢低所得者に提供できるように多くの低価格の住宅をストックしています。バンクーバーは地価の高騰が続き、カナダでも1位2位を争うくらいの地価だそうで、自分が育った町に暮らせない人も出ているようです。また場所によっては治安のよくない地域もあり多くの人が安心して住めるように活動しています。

 4か所の施設で様々な活動をさせていただきました。少しでもバンクーバーの方々の力に慣れていれば良いなと思います。

 また本日はキャンプ最終日ということもあり、この夏関わったすべてのスタッフ、リーダー、キッチンスタッフなどが集まりパーティーを行ない、お互いにこの夏を讃え合いました。
YPNメンバー全員で1枚!
ボランティア全員がこのブランケットをいただきました。
あと2週間余りとなった今回の研修ですが、残りは振り返りやこちらの方々に感謝を伝える機関となります。お世話になった方々や感謝の気持ちを伝えたり、帰国後にどんな活動をしていくか考えながら過ごしていきたいと思います。
(横浜中央YMCAウエルネススポーツクラブ 北川 政憲)