横浜中央YMCA・中区多文化フェスタの参加報告
12月13日(日)に行われた第5回中区多文化フェスタにYMCAも参加しました。
このイベントは、「中区の中心とした外国人と日本人が交流し、それぞれの心の『おもい』を表現する場」として、「なか国際交流ラウンジ」主催で開催しています。
YMCAは、協力関係にある、バンコクYMCAのパヤオセンターの子どもたちや女性がひとつひとつ手作りで作っているグッズ、「パヤオクラフト」の販売を行いました。
パヤオセンターでは、人身売買のリスクがある山岳地域の子どもたちや、人身売買に巻き込まれ、その後海外から帰国した女性のために、教育支援、職業訓練などの自立支援を行っています。その一環として、子どもたちや女性がバッグやポーチなどの「パヤオクラフト」を一つ一つ手作りで作り、日本でも販売しています。
刺繍は山岳民族の「モン族」の伝統刺繍で、色や模様が同じものがありません。足を運んでくださった方は、どれにしようかじっくり見て、悩みながら、お気に入りのものを選んでいました。
「去年は〇〇を買ったから、今年は〇〇にしよう!」と買ってくださる方の中にはリピーターの方も多く、嬉しく思いました。毎年YMCAでは、夏に10日間の「国際ボランティアinタイ」を実施し、パヤオセンターの子どもたちと交流や、山岳民族の村へのホームステイなどを通して、実際に足を運び、現地の現状を学んでいます。
「国際ボランティアinタイ」に興味を持ってくださる方も多く、質問もありました。
来年も8月下旬に実施予定です。詳細は3月以降に募集案内が出ますので、ご興味のある方はYMCAのホームページをぜひ、チェックしてみてこのください。
他ブースでは、シンガポールやインド、フィリピン、アメリカ、中国など様々な国の食べ物や雑貨の販売や展示、またステージでの、各国の伝統踊りや楽器の演奏の披露があり、とても賑やかなで楽しいフェスタでした。今後も地域のイベントへ参加し、地域の一員として地域の方との交流やつながりを大切にして、活動を行っていきたいと思います。
(横浜中央YMCA 品川 亜耶 今井知恵子)