横浜中央YMCAアフタースクール プログラムのご報告
11月28日(土)~11月29日(日)に中央学童、石川小キッズクラブ、本牧南小キッズクラブ合同でキャンプに行ってきました。向かった先は三ツ沢公園で、緑に囲まれた自然の中で、交流を深めていきました。キャンプのテーマである「レインボーハッピー」は“一人ひとりが笑顔に、そして空に輝く虹のように笑顔あふれるキャンプになりますように“という願いを込めました。
まず一日目は自己紹介ゲームを行いました。目と目が合った子とハイタッチをしてお互いの名前を言った後、じゃんけん列車をして最後には39人の長い列車ができました。お昼ご飯を食べたらレクリエーションです。「人間イス」「風船リレー」「ハンターゲーム」を行いました。人間イスは輪を作り、右隣りのお友達に膝に座ってもらい、自分は左隣のお友達の膝に座るとできあがります。始めは生活班のお友達と行いましたが、最後には全員で大きな輪を作ることに成功しました!「できた!」「あしがつらい!」と言いながらも、笑いが絶えず楽しい空間となりました。
ハンターゲームは林の中に妖怪ウォッチやポケモンのカードを隠し、そのカードを探すゲームです。生活班から一人だけハンターを決め、ハンターだけが見つけたカードを取ることができます。ただ見つけて「あった!」と叫ぶと他の班に横取りされてしまうので、それぞれ「わんわん!」「ないよ~!」などと見つけた時の合言葉を決めて行いました。一番多くのカードを探し出した班にはシールが配られました。とても楽しかったようで、三回戦もしたい!というお友達がたくさんいました。
入所式後は、野外炊事で焼きそばを作りました。薪割りに挑戦したり、初めて野菜を切ったり、火の見張り番を担当したりしました。みんなで協力して作った焼きそばはどの班も上出来で、「こんなにおいしい焼きそば食べたことないよ!」「自分で一生懸命作ったからこんなに上手にできて嬉しい!」と声を揃えて楽しい夕食の時間となりました。
その後、お風呂に入ってからはナイトプログラムでキャンドルファイヤーをしました。きれいなろうそくの火を眺めながら、今日のできごとを振り返りました。また、輪になって歩きながら「さ」が出てきたところでしゃがむ“あんたがったどこさゲーム”やジェスチャーで誕生日順に並べるかのゲームを行いました。自分の言いたいことを身振り手振りだけで表現することは難しいですが、みんな一生懸命伝えようと頑張っていました。
二日目はホールで朝の会をしました。キャンプのテーマである「レインボーハッピー」にちなんで、中川ひろたかさん作曲の「虹」をみんなで歌いました。二日目の朝ごはんは、バイキング形式で行いました。ロールパンにソーセージ、卵、ジャムをはさみ、温かいコーンスープをいただきました。子どもたちは食欲旺盛で、おかわりをする子がほとんどでした。
朝ごはんをいただいた後は、自分たちが使ったお部屋、ホール、食堂、お風呂場とトイレをきれいに掃除しました。自分の担当の場所が終わったら「何か手伝うことある?」と積極的に交流し、協力する姿が見られました。最後のプログラムは野外で焼き板作りです。板をバーナーで焼いた後、たわしでこすり、ぞうきんで拭くときれいな焼き目が浮かび上がりました。子どもたちは好きな動物や自分の名前を書いたり、クリスマスのイラストを描くなど、それぞれ個性的で素敵な作品ができあがりました。
作った焼き板を仲良くなったお友達に見せ合ったり、協力して最後までお片づけを頑張ってくれたり、上級生は下級生の様子を気にかけて心配してくれる姿など、子どもたちの素敵な行動や気持ちがとても伝わってくる二日間となりました。それぞれの学童へ帰るときには今回の合同キャンプで仲良くなったお友達とまた再開できるといいねと別れを惜しんでいる姿も見られ、楽しく充実したキャンプであったことと思います。今後も子どもたちの体験、経験を積み重ね、楽しく、学びのあるプログラムを実施していきます。
今回の合同キャンプに参加して下さった皆様、また三ツ沢キャンプ場のスタッフの皆様に感謝いたします。ありがとうございました!
(横浜中央YMCAアフタースクール 三井詩乃)